面接で自己紹介をしてください。次に自己PRをしてください、と言われさっき言ったのに何が足らないの?
こんな事を思ったことありませんか。今回は、そんな悩みを例文を用いて「自己紹介」と「自己PR」の違いをまとめてみました。
就活面接で聞かれること
- 自己紹介
- 自己PR
- 会社の希望理由
- どんなことをしたいか
- どういう企業をみてきたか
あんまり挙げても仕方ないのでこれくらいにしておきますが、色々と聞かれるでしょう。その中でつまずいたら、雪崩のようにプランが崩れるのが「自己紹介」と「自己PR」の2つ。
ここでペースを掴めないと、後のプランが総崩れになって、終わった・・・となってしまいますからね。
他にも、こういった事が聞かれるので事前に対策しておきましょう。
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就活面接にある自己紹介とは

自己紹介。もう少し詳しく紐解くと、自分の名前、年齢、経歴、半生。と、色々と出てきますね。これらを簡潔に述べることが自己紹介。半生に関しては経歴と同様かな?
学校のクラス替えで前から順に自己紹介をさせられた記憶があると思います。つまり、あれをもう少し詳しくやれ、という風に面接官から言われた様なもの。
高校の頃と違って、資格や取り組んできた事があると思いますので、それらを詳しく述べるのが一般的。端的に言えば、あなたの人生を私に教えてね、という感じで思ってもらって結構です。
では、就活における自己PRってなんなの?

自己PR、というと自己紹介と混同しがち。しかし、英語の意味を紐解いてみると、「public relations」というつづりで、「広報」という意味になるんです。
つまり、あなたを上手く売り込んでね、と人事の人からチャンスを与えられる。こんな風に考えてください。主に自分の成功体験、長所・短所、大学時代で成したことを通じて会社に何で貢献できるか。
これを人事の人に売り込むのが自己PRの場所ですね。
自己紹介と自己PRの違いを例文で見てみよう!
さて、ではまずは自己紹介の例文からみていきましょうか。
自己紹介の例文
△△大学△△学部△△科所属の○○と申します。高校生の頃にパソコンを触ってから、プログラミングに興味を持ち、△△大学に進学を決意しました。
そこで、ゲーム作りをテーマに据えてプログラミングを学んできました。また、大学時代に○○に打ち込み、小さな賞を取った経験もあります。本日はよろしくお願いします。
即席で作ったので、賞ってなんだよ、ゲームねぇ・・・と思ったかもしれませんが許してください。凄くザックリしていますが、
自分の進路、つまりは高校からここまでの道のりを語るのが自己紹介、と思っていただければ結構です。
自己PRの例文
私の強みは一つのことをやり続けることです。昔から凝り性で、一つのことを始めると、それを完成させるまで夢中でやり続けていました。
この性格を活かして、一つの作品をより良く、そして楽しいプレイができるゲームを開発する自信があります。
自己紹介同様に即席なのでわりと穴だらけですが、概要は掴んで頂けたかと。
自己紹介との違いは、自分がどんな人間でどんな事ができるのか。また、それを会社にどう還元できるか。この辺りが大きな違いの一つですね。
エントリーシートの書き方。単位を落としたことを自分からネタにする。もしくは、突っ込まれたりすることがあります。その際の言い訳は、コチラの記事を参考にしてみてください。
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まとめ
- 自己紹介=自分の半生を簡単にまとめる場所
- 自己PR=自分を売り込んで、会社に有益だと思わせる場所
この違いをハッキリと理解しておけば、自己紹介と自己PRに関しては問題無いでしょう。もし、混同していたと思ったら、まずは自己紹介の文を削りに削って、少しずつ肉付けしていくといいかも。
それが終わったら、自己紹介で言わなかった事を自己PRとして書いてみてください。それだけで、ハッキリと区別され前とは別物になっていると思いますよ!
あと、内定辞退についても覚えておいたほうが良いと思います。呼び出されて謝れとか言われる人もいる、という話も聞きますよね。自衛するに越したことはないので、参考にしてください。
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