
高級時計というと大体出てくるのがロレックス。
値段としては64,5万円くらいでしょうか。
他にはタグ・ホイヤーとかフランク・ミュラー。
もっと挙げようと思えば沢山あります。
今日、たまたまバーっと見ていたら滅茶苦茶高い時計を見つけました。
どうやら、その時計を作っている人は世界でもトップクラスの人らしい。
浅岡肇とは誰なのか
一言で済ますと、滅茶苦茶凄い
時計を作り上げる職人さん。
そして、浅岡さんと同じ独立時計職人として
時計の世界で有名なのが菊野昌宏さんです。
さて、浅岡さんの経歴を話すと
1992年に独立でデザイン事務所を設立。
腕時計などのデザインを行うことで、
時計に興味を抱き始めたそうです。
そして、その興味は製作へと結びつき、
気づけばトゥールビヨンを
搭載した時計を作り出しました。
全てがハンドメイドで作られるから価格が凄く高い
外見からして非常にシンプルなのに、
色合いや素材もあって美しくカッコイイ腕時計。
この動画を見ていると欲しくなってしまいます。
しかし、そこは高級品と呼ばれる時計。
値段がぶっ飛んでいます。
上記の動画で撮影されている
Tourbillon#1のお値段は682万5000円。
大体、プリウス3台分くらい。
並みのサラリーマンの年収じゃ
1年半~2年半はゴッソリ持って行かれます。
機械式時計の仕組みについて
通常の時計の構造は香箱車→
2番車→3番車→4番車という
構造になっています。
香箱車は動力源のゼンマイを収納、
2番車は60分で一周するように分針・時針を制御。
3番車は2番車と4番車の調整役で、
4番車は60秒で一周するように秒針を調整。
さらに、4番車の後に調速機で
規則正しい往復回転運動を繰り返させる。
一方で、脱進機が調速機の基の
テンプに往復の力を与えると共に、
規則正しい振動で制御。
文字で表すと、全く何がなんだかわかりませんね。
下記動画を見るとよりわかりやすいと思います。
その機械式時計の最高の仕組みがトゥールビヨン
詳しくはwikiのトゥールビヨンを
読むほうがよりわかると思います。
関連リンク:トゥールビヨン
一言で表すと、上記の機械時計の
内部機構造を全て動かして、
重力を分散させる仕組み。
これにより、機械時計の弱点である
姿勢による時計の狂いを
解消することができるのです。
トゥールビヨンの仕組を考案し、実行したのが
18世紀のアブラアム=ルイ・ブレゲという人。
年代で言えば1700年代で、
丁度産業革命が始まったくらいに活躍したそうです。
この人のお陰で時計の歴史は
200年早くなったとか言われています。
まとめ
可能なら、一度でいいから手につけて出歩いてみたい。
それだけの魔力を帯びている時計だと個人的には思います。
ただ、年間10本ほどしか作れない、とのことなので
入手するには相当難しいかもしれません。
他にも、同様に同じ独立時計職人の方がいます。
彼もまた数千万円の時計を年に数本作り、
しかもその予約は常に満員。
その名前は菊野昌宏さん。
素晴らしい時計を作っている人ですよ。
他にも日本ではそこまで有名ではないですが、
世界的にも有名なNASAで賞を取った建築家の曽野正之さん。
⇒ 【建築家】曽野正之の経歴!火星に家を建てる作品が生まれるかも!?
紙と彫刻刀のみで切り絵アートをつくり上げる
SOUMA(ソウマ)さんなんて方もいます。
⇒SouMa(ソウマ)のプロフィール!立体切り絵作品の価格について
やっぱり、モノづくりをしている人を
知れるのは楽しいなぁ、と私は思いますね。
何かを作るって凄く面白いですもん。
ただ、やっぱり手間暇掛かる分、
お値段が凄いことになるので、
手が届かないんですけれどね。