コピペ騒動はWebのみならずリアルでも沢山起きています。さて、そんなコピペですけれど、卒論で行ったらどーなるのでしょうか。
やっぱり、バレるとアウトー!と大きな声で言われちゃったりするのかな。卒論でコピペがバレた場合のリスクとかについて解説していきましょう。
卒論でコピペがバレるとどうなる!?
卒業できる場合と、卒業できない場合の2つに分かれます。これは、運です、運。運が良ければ卒業できるし、運が悪いと卒業できません。
その理由は、大学の卒業論文の内容が大きく関わってきます。
大学の卒業論文なんて形式重視である
内容が一貫しており、記述が正しく書け、引用・出典元の明記がされている。というような、世間一般の論文形式で書かれていれば良いのが大学の論文です。
つまり、大学側が求めている卒論の形式に則って書かれている場合は、合格をもらえる可能性もある、ということですね。正直に言えば、大学の卒論テーマなんて先行者のパクリ。
それを独自の形式で書くなんて、普通の大学生じゃ土台無理な話なんですよ。そのため、合格する可能性が0という訳じゃないということです。
コピペ卒論の合格率が0じゃない理由

私が中退した大学は卒論の評価は教授たちが行っていました。しかし、大学によっては助教授や院生の教官たちが複数人で読んで評価する大学もあります。
院生教官が複数人で読んで評価する場合などは、コピペであろうがスルーされることもあるんですね。また、成績がギリギリであったりする学生もスルー傾向が高い、という話を耳にしました。
あくまでも「うわさ」の域を出ていませんが、このような事例もあるんです。とはいえ、あえて果敢に挑戦する必要はないですけれどね。
卒論におけるコピペと引用の違い
それは出典元を明確にしているか、していないか。そして、引用箇所が全体の内容よりも少ないか。これが重要となっています。
もっと分かりやすく言えば、NAVERまとめのような引用しか無いパクリサイトは卒論でコピペ判定。ねとらぼみたいな引用+ライターの文章があるのはOK。
こんな感じで認識してもらえれば良いでしょう。Web上にあるキュレーションサイトのような卒論を出せば、卒論不可とみなされ卒業できないんです。気を付けてくださいね。
では、卒業後にコピペがバレた場合はどうなるのか
覚えている人も多いであろう小保方晴子さん。一躍有名になった後に、騒動が起きて卒論にコピペも発覚。1年の猶予をもらったけれど、卒論を直さないため認定取り消し。
このような自体になったのを覚えている人も多いはずです。世間一般でここまで行うかと言われると疑問符が付きますが、概ねこんな感じで考えてもらっていいです。
だけど、小保方さんの場合は特殊で有名になりすぎたので、仕方なく大学が動いた形。私たちのような一般人であれば、ひっそりとスルーされるのがオチですね。
あくまで、一般人であれば、ですよ。ネットで炎上して掘り返されて、大学に匿名でタレコミされたら、小保方さんみたいになる可能性は十分あります。コピペはしないに限りますね。
最後は教授のさじ加減で卒論が通るか通らないかが決まる!?
どうしても大学は中退者が出てしまいます。中退の理由が経済的であれば良いのですが、ゼミに所属した上で中退されると教授の評価が下がるわけです。
それを阻止しようと色々と昨今動いている現状があります。実際、私も教授から「君、書いてくれないと僕が危ないんだよね〜」なんて半笑いで言われました。
そのため、内定が出ているけれど卒論のやる気が出ない。卒論に興味が湧かないという学生の場合は、無理矢理にでも体裁だけを整えさせて書かせるんです。
そして、そのメチャクチャな論文を卒論として認定することもあるんですよね。学生と教授側の利害の一致ってヤツです。学生は就職がある、教授は評価に関わる。
気は進まないけど、ここは穏便に済ませてしまおうか。という場合は大半がコピペだろうが、内容がメチャクチャだろうがスルーされて通ることもあるんです。
これは、ゼミで担当してくれている教授の真面目度にもよります。事なかれ主義であればスルーしますし、スパルタであれば問答無用で落第を押し付けてきますよ。
だから、所属するゼミも事前情報が大事だ、なんて言われたりするわけです。
卒論のコピペはやらないに越したことはないが・・・

どうしても、最終手段として行う場合は仕方ありません。もう卒論提出までの期限が1週間を切ってしまっている。何が何でも出さなきゃいけない。
そんな状況に陥ってしまっているのなら、切り貼りしてコピペして、数値や言葉を変えて・・・とやる以外に切り抜ける方法はないでしょう。
そして、それが通る可能性も十分にあります。分の悪い掛けですけれど。でも、今回の記事で話してきたように基本はハイリスク・ローリターンな方法です。
まだ時間に余裕があるのであれば、コピペをせず引用で済ませて、自分の言葉で書いていくようにしてくださいね。私のように投げ出すのも1つの手ですが、オススメはしません(笑)