取引先から忘年会に来ないか?
そう誘われたら、無下には出来ませんよね。
自分の会社であれば多少の・・・
と言っても限度はありますが
失礼があっても許されるもの。
ですが、取引先の場合は話は別です。
では、その時に気を付けておきたい
忘年会のマナーは何か。
そのことをまとめてみました。
取引先に誘われた忘年会
大きなプロジェクトを成した。
その時に、協力関係にあった
企業から忘年会に誘われる。
そんな話は珍しくもありません。
友達は憂鬱そうに話していましたけどね。
失礼があったら、取引先との
提携を失うかも・・・、と。
そこで、気を付けておきたいマナーとは
- 寸志は忘れずに持って行こう
- グラスの中身の量に気をつけろ
- お酌の仕方、され方に気をつけよう
- 愚痴、文句は自分から絶対に言わない
その1:寸志を忘れずに持って行こう
会費以外にも、「寸志」と書いたご祝儀袋が必要。
一部では、失礼に当る、ということですが、
基本的に、幹事はお金ほど有り難い物は
無い、と私は思っています。
このご祝儀袋を渡すのは忘年会が
始まる前に、幹事の元へ赴いて、
この度は、お招き頂きありがとうございます。
とか、色々とお話をして、渡すといいですよ。
その2:グラスの中身の量に気をつけろ

グラスの中身が少ない、または空の場合に
「もう量が少ない(無い)ですね!お注ぎいたしましょうか!?」
こんな風に元気よく問いかけましょう。
年齢が上の人に対しては、声を大きく張って
体育会系の様に振る舞うと気に入られます。
逆に、最近の若い社長の場合は
声を張らずに普通の声量で問いかけるだけ。
この辺りは、人となりが関わるので、
注ぐべき人がどんな人なのかを
見極められるといいかも。
難しいけどね。
その3:お酌の仕方、され方に気をつけよう
大学生時代のお酌ってドンドン注げばOK!
こんな感じだったと思います。
ですが、会社に入り注ぎ方を
教わったら、ラベルが上で、
手を先に添えていた。
そういう事実を知った方もいるのでは?
この細かい動作も実は見られていますよ!
なので、お酌をする時はラベルを上に向け、
空いている手はビンの先より少し下辺りに添え、
上手く泡立ちが良いように注いでいきましょう。
また、自分が注がれる場合に気を付けるのが、
グラスを傾けておくことでしょうね。
意外と忘れがちなんですけれど、
注ぐ方としては、グラスが傾いていると
注ぎやすいんですよ、これが。
なので、注がれる時は、必ず
グラスを傾けるようにしてください。
その4:愚痴、文句は絶対に自分から言わない

お酒の席です。
確実に酔ってくると説教臭くなり、
最終的に愚痴と文句が溢れるでしょう。
ここで、絶対に自分から口に出さないこと。
相手側に、同意を求められたら、
「そうですね~○○さんも大変ですね」とか
「私も、そうならないように~」とかで
切り抜けていきましょう。
決して、誰かに対しての愚痴・文句は
自分の口から出してはいけません。
酔っていても、相手が覚えている。
そういった事例はいくつもありますからね。
番外編:お酒の断り方
一言「体質的に飲めない」とだけ。
後は、医師から止められている。
これだけを伝えておけばOK。
ただ、最初は口に付けるだけの
ポーズでもいいので、やってください。
その後は、ソフトドリンクに切り替えて、
できれば上で書いたお酌の仕方に気を付け、
周りの人にお酌をドンドンしていきましょう。
飲まないのであれば、盛り上げ役に
徹していくか、気配りに気を付けて
切り抜けていくのが重要だと、
私は思っています。
まとめ
招待されるけど、結局は取引先である限り
失礼の無いように接しなきゃいけないのが悩み所。
招待されてしまったら、無碍にするわけにもいかず。
とはいえ、行けば行ったで相手に気を使い疲れる。
どっちに進んでも進退窮まる感じですけれど、
これも仕事と思って頑張るしかありません。
もし、忘年会に行きたくないなら、
上のリンク先にある例文を使って、メールや
手紙を出してみてください。
逆に、行くようなことであれば、
ここに書いてあるマナーを守って、
出来る限り楽しめるように努めてください。
難しいとは思うけど、ガンバレ!