2017年末から騒がしくなり、2018年3月以降からパタッと活動休止になり、実質解散状態になっているKalafina。
10年目のライブから1年が過ぎようとしていますが、動きはKeikoさんとHikariさんの退社という実質脱退があっただけ。
グループの再編成が行われる様子も一切ありません。
今後、Kalafinaは一体どういう風になっていくのでしょうか?
また、実質解散状態になってしまった原因と理由について、深く考えてみたいと思います。
1:Kalafinaの復活・再結成はありえる?
現時点の状況を考えると、Kalafinaの復活・再結成はありえません。
改めてKalafinaを巡る現状を整理してみましょう。
- 2018年2月:梶浦由記が退社、独立
- 2018年4月:Keikoが退社
- 2018年8月:Wakanaがソロツアー
- 2018年11月:Hikaruが退社
事務所であるスペースクラフトをKeikoさん、Hikaruさんともに退社しているため、復活はありえません。
復活するならWakanaさんがスペースクラフトから退社し、合流をする必要があるでしょう。
1−1:Wakanaのソロデビューがある時点で絶望的
Wakanaさんは3人コーラスの歌姫からソロの歌姫へ転身しています。
その時点でほぼKalafinaとしての活動は、絶望的と言ってもいいでしょう。
本来であれば、Keikoさんが脱退の時点で海外バンドのオーディションのように、何かしらのアクションが起こされたはずです。
ですが、Kalafinaは大規模なオーディションをすることもなく、Wakanaさんのソロデビューをはじめ、Hikariさんの退社が加わります。
先にHikariさんの退社があればKalafina新メンバーのオーディションができましたが、結果はしていません。
そのままWakanaさんのソロを推し進めている状況です。
この状況下で復活というのは、考えにくいとしか言えません。
1−2:そもそもKalafinaもFictionJunctionというくくりの1つ
FictionJunctionというのは、梶浦さんが手がけている歌手たちが所属している1つのグループ。
その中には、多数のグループ的な部分が存在しており、See-SawやFictionJunctionYUUKAなどが存在しています。
Kalafinaもそのグループ活動の断片なんですよね。
実は梶浦さんが一言発するだけで、Kalafinaの活動自体は「終了させられる」状態なのです。
2:Kalafinaが活動休止という実質解散の状態になった原因と理由とは?
影ではソニーの影響があるなどと言われていますが、それについては真偽を確認するソースもありません。
事務所との揉め事、メンバー間の温度差と言われていますが、真相は外に出回っていないのでわかりません。
2−1:Kalafinaの3人には自己プロデュース力が無い
やや手厳しい見出しを書いていますが、Kalafinaの3人は梶浦由記というプロデューサーに見出された存在です。
見出した親である梶浦さんが事務所を退社し、梶浦パワーがあった曲からガラッと変わった曲を出したら、ファンはどう思うでしょうか?
明らかに不満を感じるでしょう。
もしも3人のコーラスがあったとしても、プロデュース力と曲の編曲・作曲能力に秀でた人物を探すのは、相当骨が折れるはずです。
そもそも、梶浦さんの後を継ぎたいと思う人がいるかも怪しい。
その点からすると、彼女たち3人が将来の行く末を憂慮していたのは、想像に難くないでしょうね。
2−2:拍車を掛けるWakanaのソロ活動
音楽業界の世の常ですが、ソロ活動に力を入れ始めた人は、その道を常に突き進むことになります。
そうなれば、グループでの活動への心は離れていく傾向が強いです。
もしも、Wakanaさんがソロ活動の方に心が置いてあるならば、Kalafinaの復活は難しいでしょう。
3:Kalafinaが復活・再結成する日は改めて無いと言える
以上のことから、結果としてKalafinaというグループが復活し、再結成されて動くことは現状ありえません。
あったとしても、中身は別物になるでしょう。
例え、梶浦さんがプロディースするとしても、中のメンバーはガラリと変わってきます。
それをKalafinaと言うべきか、それともKalafinaではない何かと考えるか。
それは世の中に出てから判断されることになるでしょう。
その時に、Wakanaさんはどう動くのでしょうね。